メガネ寄付・コンタクトケース回収リサイクル|シーサイドビジョン

私たちについて

私たちは、使い捨てコンタクトレンズの道のりと共に歩んできました

名称 有限会社シーサイドビジョン
起業年月日 1992年4月1日
主な事業 コンタクトレンズ・眼鏡の販売
医院に於ける医療事務・受付業務の請負
医療機械のリース
不動産の賃貸など
会社所在地 千葉県長生郡一宮町一宮 3117 岡田眼科医院 内
電話番号 0475(42)7375

文 シーサイドビジョン代表
岡田美保

日本では1951年、メニコン創業者によってコンタクトレンズが初めて実用化された。

現在、主流のコンタクトレンズとなっている使い捨て(ディスポーザブル)ソフトコンタクトは1991年より市場に出ているが、これは偶然にも当社が設立された1992年とほぼ時期が一緒であり、当社のこれまでの道のりは、言いかえれば使い捨てコンタクトレンズの道のりと共に歩んできたと言うこともできる。

使い捨てタイプは発売当初からブレイクした訳ではなかったように思う。当社でも随分長い間、従来の毎日手入れをして1年以上使い続けるタイプと併用して販売していた。費用の問題も当然あったが、衛生面で考えれば使い捨ての方が遥かに目には良い。レンズに知らず知らずの内に毎日つくたんぱく質・化粧などによる油分、利用者に任される清潔感・・勿論、使い捨てであっても2週間タイプは連日のケアが必要だが、1年以上を使う事を考えるとその比ではない。市場に出回ってから、次第に利用者が増えていき利用者の多くが使い捨てを希望し始めたので、衛生面も考えて、当社では従来型のタイプの販売を中止し、使い捨てタイプのもののみ取り扱うようになった。

おそらく、まだ誰も空になったレンズケースの事と環境を考えてはいなかった数年前のこと、友人にコンタクトレンズを渡した際に言ったなにげない言葉「毎日ゴミになるこの空のケースが、気になるんだけどね。」・・・この言葉は喉にささった魚の小骨のように、その後もずっとどこかすっきりせず私の記憶に残っていた。

とはいうものの、会社である以上、より多くの患者さんにコンタクトを選んで頂き、販売し、利益をあげていきたい。当初は、医療機関にのみ販売すると言っていた業者も薄利多売の為か、安売り店による販売を認めてしまったので、患者さんは安くて診察などに時間を拘束されなくていい場所での購入に動いていきがちだ。当社は眼科医院の患者さんを対象にコンタクトレンズの販売をしているので、ルールを守って頂く方にのみ販売をすることになる。コンタクトレンズは医療器具であり、視力自体も変化するものだし、定期的な検査をしながら正しく清潔に使用してもらうよう繰り返しお願いする。価格に関しては、量販店にかなう訳はないので、そこで勝負はかけずにポイントカードを導入、半分溜まると粗品の贈呈、全部溜まると割引をする・・など自分が利用者の目線に立って嬉しいと思うだろうことを始めていった。

代表 岡田美保 プロフィール

岡田美保
福岡県生まれ
A型
青山学院大学文学部仏文科卒業

平成4年に夫の開業に伴い家族4人で千葉県外房上総一宮へ移り住む。当初より別法人、有限会社シーサイドビジョンを起業し、医院の経営・管理・スタッフ教育などを執り行う。常に人との縁を大切にし、つないでいくことを心がけている。

尊敬する人物
緒方貞子
取り柄
決断力
行動力
趣味
ゴルフ
食に関すること
アンチエイジング
好きな言葉
Happiness is not something readymade.It comes from your own actions.
最近取得した資格 唎酒師(日本酒)

私たちの街、上総一ノ宮

上総一ノ宮は海がすぐそばにある豊かな自然環境が残る場所だ。近くには毎年、ウミガメが産卵に訪れる海岸もある。サーフィンのメッカでもある。心ない人達が捨てるレンズの空のケースを生き物が呑み込んだりしないよう、今後はサーフショップやリゾートホテルなどにも協力をお願いして、このプロジェクトを広めていきたいと思う。

陸前高田市の奇跡の一本松は自然という力の恐ろしさと同時に生きものの生命力の強さを教えてくれる。20年もここに住んでいるのに気付かなかった一宮の一本松は、2013年秋の台風にも左右に大きく幹を揺らしながら頑張っていた。台風一過の朝、もうだめかもと思った私の前に、その変わらぬ姿はあった。私も負けていられない・・・くじけそうになった時、会いにいく。

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