ふるさとを出てから随分経ちました

 

 

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福岡県直方(のうがた)市に住んだのは産まれてから18歳まででしたが、いつでもバイリンガルのように博多弁にスイッチできます。さびれてしまった商店街には何だか不釣り合いな程、立派な魁皇の像が駅前にはありました。その魁皇をこの世、に取り上げた産婦人科医の父も89となり春から入院中。この直方で父と共に人生を走り抜いた母は85になり、骨折した足のリハビリ中です。これまで、いつも私を心配してくれていた二人こそが、私の故郷そのもののような気がします。大渋滞を承知で日本ではこの時期に民族大移動があるのも、続いてきた縁を再認しルーツに触れる。これが故郷の魅力なんでしょうね。